天皇賞春予想

まずはザックリ上位人気馬の見解から。

ディープボンド(1番人気想定)

ひと叩きして気持ち乗せてくるタイプで中山金杯は3ヶ月の休み明けの一戦。本来体力を活かしたい馬なのに位置取りも後方になってしまったりまあ無難に回って来た感じ。前走は4番手追走だけど前の3頭が離して先行していたので実質逃げの形。前走比で楽に先行も出来て解放感もありつつの馬場バイアスも味方して体力を活かす勝ち方。疲労は残しつつもストレスはほぼゼロだが1番人気でマークされる立場になり跳ね返せるかどうか。

アリストテレス(2番人気)

2勝クラス勝ちから菊花賞でのコントレイルとの叩き合い、勢いと鮮度保有した状態での激走と見る。短期疲労には弱くプリンシパルSみたいに使い詰めからアッサリ負ける事も。前走の阪神大賞典もまさにそれで、AJCCが不良馬場で上がり最速で37.0秒の非常にタフな馬場。これを先行押し切りで勝った後の大幅延長重馬場で、一旦は勝ちに行ったが途中やーめた!!と急に失速し2.2秒差の大敗。ここでストレス疲労をちゃんと吐き出してればケロッと巻き返しも可能だけど連続の長距離はどうか。

ワールドプレミア(3番人気)

菊花賞有馬記念が結構強いと思ってます。菊花賞は内をロス無く立ち回っての好騎乗もありますが、馬群でしっかり我慢出来て直線の抜け出し方も良かった。次走有馬記念も短縮をしっかり位置取りショックを仕掛けてペースの恩恵を受けつつも末脚しっかり3着。この馬はやや肉体依存していて馬体重しっかり増やしてくるとグイグイ力強く伸びてくる、ただ逆に減っていても纏まっているのである程度でまとめてくる。前走が2人気3着の軽い凡走なので臨戦はバッチリ、好枠で位置が取れれば。色々言われてますが馬はなんも悪くないので頑張って欲しい。

ディアスティマ(4番人気想定)

前走の松籟Sが今回の舞台でそのレースを逃げて圧勝、これで人気してるのもあるかな。ディープ産駒としての鮮度持ちで初G1狙いならここ!ただ近2走が楽逃げなのでここでスムーズな競馬が出来るのか、圧に耐えれるのかというところ。

レンブーケドール(5番人気想定)

この馬も臨戦としてはバッチリで前走の負けもやっぱらしい負け方。初距離だけどジャパンC京都記念見てても体力のいる場面での持続性は抜群なので持つと思ってる。能力は間違いなく抜けてるので勝つならここ!とか思いつつ抜けすぎてて…という変な疑問もある。

これ踏まえて印はこちら!

◎オセアグレイト

○カレンブーケドール

▲ワールドプレミア

☆ジャコマル

☆メイショウテンゲン(馬場渋れば)

ダイヤモンドSステイヤーズSを3着1着と好走していてここももちろん狙い目。特にダイヤモンドSはペースもそれなりに流れた中での4番手追走、直線向かい風で苦しい展開だったが先行馬で唯一残したのがこの馬で豊富なスタミナと闘争心も垣間見えた。1回叩いてからの延長臨戦は得意なローテで、更に阪神開催で例年よりタフなレースが想定されるので、他馬が苦しくなった時こそこの馬の良さが活きると思い本命にします。